神社仏閣参拝とオヤジの休日

中部地区を中心に趣味の小旅行(神社仏閣参拝)を私的観点から綴っています

延寿山地蔵院 遍照寺

 

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 東海道亀山旧街道から鐘楼門をくぐると急な坂で、

あるため「頭で鐘撞く遍照寺」といわれた古刹

坂の下に本堂が

本堂は旧亀山城二の丸御殿の式台と書院を移築

本尊の木造阿弥陀如来立像と

両脇侍として木造観音菩薩坐像、

木造勢至菩薩立像は鎌倉彫刻(鎌倉時代)の

貴重な作品として、県文化財に指定

また、本堂内に安置される地蔵菩薩立像は

平安前期の像で、延命地蔵として信仰を集め、

人々から親しまれています。

境内の歌碑に佐藤巷人の和歌が刻まれている

「現し身を本願の海に投げ入れて

     遍くぞ照る吾がいのちなり」    

 

延寿山 地蔵院 遍照寺

 

宗派 天台真盛宗

  津市 別格本山西来寺の四末頭

  

本尊 阿弥陀如来立像(三重県文化財

創建 不明

札所 伊勢国鈴鹿郡八十八箇所 第三十四番

 

遍照寺 本堂
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阿弥陀如来立像

              静地巡礼様

腹前で折り返した大衣のへりを旋転させ

左肩に幅広に懸ける手法は、

快慶の弟子世代以降にみられるとの・・・

 

本堂の瓦

 

 

遍照寺墓地には、

江戸時代の芸術家

大月関平の墓(市指定史跡)があり

例年六月に人形供養が行われています。

 

 〒519-0153三重県亀山市西町573

           0595-83-2273

 

御朱印は、延寿山 地蔵院 遍照寺

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