富田山 長興寺
四日市市 富田地区にある
山号を富田山といいます
開山は千余年続く古刹であり
養老年に諸国行脚されていた泰澄大師が
一夜の宿とされた時、「薬師如来」が夢に立たれ
「前にある大木で仏像をつくり、衆生を救え」と
告げられ、夢のお告げに任せ、一日一夜にして
大日如来像を刻まれ、この尊像が
人々の願いをかなえるによって、寺が作られた
仁治年、満月上人が別当として錫留され
新たに、一宇を建立して北島長興寺と称された
永禄年、織田信長の伊勢進攻により堂宇を失い
明和年、本堂が再建されその後、
その後、幾度となく地震、台風と
風雪に耐えかねない状況となり現在に至る
富田山と云う山号の如く
富田のけんか祭や鯨供養等、富田の歴史が
そのまま当山の歴史となっている。
「御詠歌」
磯の風 仏の御声 轟きて
富田の里に 光り輝く
(┬┬﹏┬┬)
富田山 観音寺
宗派 曹洞宗
本尊 大日如来
聖観世音菩薩
真言 おん ばざら だど ばん
おん あろりきゃ そわか
開山 泰澄大師
開創 養老年
札所 伊勢西国三十三所観音霊場 二十七番札所
三重梅花百ヶ所観音霊場 六十五番札所
仏教では、迷いの世界を「此岸」
悟りの世界を「彼岸」といいます
その彼岸に渡るためには「六波羅蜜」の
実践が必要です。
「六波羅蜜」
・布施(ふせ) = ほどこす
・持戒(じかい) = つつしむ
・忍辱(にんにく) = しのぶ
・精進(しょうじん)= はげむ
・禅定(ぜんじょう)= 心身をしずめる
・智慧(ちえ) = まなぶ
六波羅蜜の実践は自分にとって大きな
安らぎになるだけでなく、周りの人にも
幸せをもたらします。
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