聖武天皇 勅願所 白子山 観音寺
山号を白子山といいます
開山千二百余年続く古刹であり
四季を通じ葉や花の絶えない「不断桜」がある
寺伝では
本尊の白衣観世音菩薩が当寺の鼓ヶ浦の海中より
鼓に乗って出現したといわれております。
「伊勢の浦に時々鼓の音あり、怪しきままに網を
下げしけるに、鼓に乗り、観世音の尊象上らせ給ふ」
以来、深い帰依を受け
正親町天皇より綸旨を賜る
「ご本尊は殊に大悲深く、難産のうれひを救い
子孫長久を守らせ給う、ゆへに子安観音とあがむ」
徳川御三家の安産祈願文等を所蔵している
「御詠歌」
漏らさじとたつる仏の
誓ひとて つづみの浦に、鳴る浪の音
(┬┬﹏┬┬)
白子山 観音寺
本尊 白衣観世音菩薩
真言 おん しべいてい しべいてい
はんだら ばしに そわか
開山 道證上人
開創 天平・勝宝年
堂々とした仁王門をくぐると
正面にある「銅鐙篭」寛文年 辻越後守玄種 作
「手水舎」
「本堂」
境内にある美しい「三重の塔」
を祀っている
現在より千二百年前、伽藍に雷火があり
跡より一本の桜が芽吹きその桜は、観音様の
妙智力により、四季に花葉が絶えず
「白子不断桜」
と名付けられました。(天然記念物)
孝謙天皇が
「ちかひあり いつも桜の花なれば
みる人さへや ときはなるべし」と詠まれ
当寺の御霊木となりました。
今も厳寒の中、白い花をつけています。
「鐘楼堂」
名古屋市東区白壁町より移築された
因みに当観音寺の、安産祈願には
腹帯を持って行くと御朱印を押していただけます
安産祈願を終えると、安産御守、不断桜の葉
祈祷札、御供米、加持乳米を頂きます
不断桜の葉が封筒に入れられており
開けてみて葉が表だと女の子、裏だと男の子
が生まれるという言い伝えあります
因みに、管理人も白子山観音寺で
ご祈祷していただき、桜の葉の
言い伝えは当たっていました。
「御朱印」
「アクセス」
059-386-0046