聖武天皇 勅願所 龍王山 宝性寺
四日市市蒔田地区にある
開山は千二百余年続く古刹であり
朝明行宮の際摩伊多の里に御野立された地で
勅願により建立された。
創建時は樹木が鬱蒼とした広大な土地に
七堂の伽藍の荘厳なお堂があり
ご本尊は、石山寺を開基した、
「良弁僧正」による彫刻、
十一面観世音菩薩像を
安置して祀り、長く隆盛をみた
永禄年、織田信長の北伊勢侵攻の
戦火で焼失した。
寄進により再興されたのが現在の本堂であり
ご本尊と共に「蒔田観音」と愛称され
現在まで、広く信仰されています。
「御詠歌」
しののめの、光と仰ぐ
宝性の千歳の炎深き恵みを
(┬┬﹏┬┬)
龍王山 宝性寺
宗派 単立
本尊 十一面観世音菩薩
真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
開山 聖武天皇
開創 天平年
札所 伊勢西国三十三所観音霊場 二十八番札所
「本堂」
「本堂内」
「 阿彌陀堂」本堂左手にある
「 阿彌陀堂内」
「撫で佛」
本堂左手奥の撫で仏(びんずるそんじゃ)様
体の部分を撫で、その手で患部をさすると
病気が治るとされる
さすり仏様です。
境内にある
御厨神明神社
【旧村社】
豊宇気毘売神 とようけびめのかみ
祭神
大山祇命 おおやまつみのみこと
配神
応神天皇 おうじんてんのう
天児屋根命 あめのこやねのみこと
「御厨神明神社」 拝殿
参道入口の石柱の号標に「御厨神明神社」
とあるように、伊勢神宮の御厨の地に奉祀
された神社である。
参道入口の号標と境内を共有
千年以上「神仏習合」の時代が続いた
日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰(日本の仏教)
が融合し一つの信仰体系として再構成(習合)されて
いたこの名残と言えよう
「御朱印」
「アクセス」