朱雀天皇勅願寺 那智山 松寿院 石上寺
その昔、大和国・布留郷(ふるのさと)の住人
「紀真龍(きのまたつ)」が石上神宮の神告により
新熊野三社として祀ったのが新熊野権現社の起源
紀真龍は別当職として、この亀山の地に家族と共に
移住し、和田の里を開き伽藍を増やしていった
その後、長徳年、疫病排除の為
勧請して祀られた。
壮大な神廟寺院も永禄年の織田信長の
伊勢進攻の兵火を受けた
幸いにも、権現社・地蔵堂は難を逃れた
正保年に再興、正徳年に僧是幼が
中興し現在に至っている。
那智山 松寿院 石上寺
宗派 高野山真言宗
本尊 子安延命地蔵菩薩
真言 おん かかかび さんまえい そわか
開山 紀真龍
開創 延暦年
東海近畿地蔵霊場 第 五 番
道ならぬ 事なかなえて さりともと
思いたがえて 我いのるとも
「本堂 」
毎月24日は地蔵菩薩縁日が行われます。
「地蔵堂」
「南無大師遍照金剛」幟の中心に立つ
弘法大師像
毎月21日は弘法大師御影供が行われます。
「虚空尽き衆生尽き 涅槃尽きなば我が願いも尽きなん」
これはお大師様が万燈会を修せられた願文の一節で
御誓願を表すものとして有名なものです。
「われ永く山に入らん」
この世が尽きない限り、また衆生の人々が悟りを開き
幸せになるまでこの世にとどまって人々を救うという
強い願いを持って高野山に御入定されたのでは
ないでしょうか。
合掌
高野山真言宗様より
「楼鐘堂」
「権現社」
熊野三社を祀る拝殿
拝殿扁額には、「熊野大権現」の文字
「御朱印」
三重四国八十八霊場
「アクセス」
JR井田川駅より南西1.5K
JR亀山駅より三交バス栄町住宅前から徒歩3分
0595-82-0788
お車の方専用駐車場あります。