神社仏閣参拝とオヤジの休日

中部地区を中心に趣味の小旅行(神社仏閣参拝)を私的観点から綴っています

推古天皇・聖武天皇 勅願所  泰平山 府南寺

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当山は聖武天皇勅願所の泰平山無量寿寺と

推古天皇勅願所の補陀落山府南寺とが

合併して 泰平山府南寺と号し

現在に至っており両寺は共に

聖徳太子草創に係る古刹である。

泰平山無量寿寺の本尊阿弥陀如来は、

 伊勢皇大神宮本地仏と言われる

これは、後宇多天皇の御宇・奈良西大寺

高層覚乗上人が伊勢皇大神宮の真の内証を

奉伺したところ国府の弥陀三尊なり」

とのお告げを蒙り、いらい「国府阿弥陀」と

呼ばれています。また、補陀落山府南寺は

聖徳太子天照大御神の神告をうけ当地を訪れ

千手観音像を刻み七堂伽藍を建立

左右の脇立には毘沙門天王と勝軍地蔵尊

奉安されている。

伊勢国国府の南に当たることから

府南寺と名付けられた

江戸時代を通じて歴代亀山城主の崇敬が篤く、

上納を受けていた

御室派仁和寺の末寺として

      準別格本山の称を与えられている

 

「御詠歌」

   色付くや上寺山の

         峯の松、風音して秋を報せん

                 (┬┬﹏┬┬) 

泰平山 府南寺

 

宗派 真言宗御室派

本尊 阿弥陀如来

   千手観世音菩薩 

真言 おん あみりた ていぜい からうん

   おん ばざら たらま きりく

開山 聖徳太子

開創 飛鳥時代

札所 伊勢西国三十三所観音霊場 十八番札所

   三重四国八十八ヶ所霊場 二十一番札所

 

「仁王門 」国の重要文化財に指定されている。

金剛力士鎌倉時代末期の作とみられ桧材、寄木造り

「阿形造」金剛杵を持った

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 「吽形造」宝棒を持った

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 隆々たる筋肉、実写的な衣文は鎌倉時代の特色

を表している。

 

補陀落山府南寺・本堂 観音堂

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「本堂内」

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「泰平山無量寿寺・本堂 阿弥陀堂

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「本堂内」

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御朱印

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「アクセス」


三重県鈴鹿市国府町2548

 059-378-0539